子どもを叱ると脳にダメージが!?肯定的に伝えるメリット3選!

投稿者: a y 投稿日:

子ども向けオンライン英会話”ワールドアイキッズ”がお届けする”エンキッズ”♪

今回は ”子どもを叱ると脳にダメージが!?肯定的に伝えるメリット3選!” をご紹介します。

【今回の内容】

1. なぜ人は『叱る』のか
(1)「叱る」と快感が得られる ~叱る側の処罰感情を満たす~
(2)「叱る」よりも支援
(3)「叱る」よりも効果的な指導 ~厳しいの意味を考える~

2. 子どもの脳にダメージが!?肯定的に伝えるメリット3選!
(1)成長期の大きなストレスは脳にダメージを与えやすい
(2)脳育!肯定的に伝えるメリット3選!

3. まとめ

1. なぜ人は『叱る』のか

(1)「叱る」と快感が得られる ~叱る側の処罰感情を満たす~

「叱る」と、脳にドーパミンが放出され快感を得られることが科学的に証明されています。これは、叱る側の”悪いことをした人を罰したいという”処罰感情を充足させることによる快感です。つまり、「叱る」という行為には、叱る側の自己欲求を満たす一面を伴っているようです。

(2)「叱る」よりも支援

  
臨床心理士の村中直人先生は、著書で『「叱る」をできるだけ避けたほうがいい第一の理由は、倫理的、道徳的なものではなく、単純に効果がないから』と仰っています。また、『効果がないわりに、副作用としての弊害は大きいのです。』とも示されています。

これは、叱らなくても「厳しい指導」は可能であり、成長させるには、叱るより「やりたい」をサポートすることが重要という認識からくるものだそうです。

【参考文献】
『叱る依存がとまらない』 2022・紀伊国屋書店・村中直人(臨床心理士・公認心理師)

(3)「叱る」よりも効果的な指導 ~厳しさの意味を考える~

ここでちょっと、村中直人先生の仰る「厳しい指導」とは何かについて考えてみました。まず、”厳しい”の意味は以下のとおりです。

『厳しい』
 意味:厳格で少しのゆるみも許さないさま。
(引用サイト:goo辞書)

私の子ども当時(昭和後期)、学校の廊下を走ると、先生から『廊下は走らない!』と教えられました。そんなときに、内心『じゃあスキップならいいの?』などと拗ねた考えをしたものです。

一方、現代教育では『廊下は静かに歩きましょう』と教えられます。これには、スキップを含めた他の選択の余地はありません。厳格で、ゆるみがないものです。それでいて、子どもの行為を否定せず、洗練されたルールやマナーのみを選択させるもので、実に上手な伝え方だと感じます。

これが、村中先生の仰っている『叱らなくてもできる厳しい指導』ではないでしょうか。

2. 子どもの脳にダメージが!?肯定的に伝えるメリット3選!

(1)成長期の大きなストレスは脳にダメージを与えやすい

適切な範囲での叱責や指導は脳に深刻な傷(ダメージ)を与えることはありません。しかし、過度な叱責や長期にわたる精神的なストレスは、脳に傷を与える(縮んだり肥大したり、脳本来の形とは異なるものに変形する)可能性があるそうです。そして、それによるデメリットも明らかになっています。

◇脳に傷を持つ子どもにみられる傾向◇
・学習意欲の低下
・無気力
・非行
・うつ病

これ以外にも、大人になってからも人間関係を構築できなかったり、衝動的でキレやすく、アルコールや薬物依存に陥りやすいなど、心や行動に問題を抱えやすくなってしまうそうです。長期的なストレスは脳のシナプス(神経回路)にも悪影響を与え、認知機能や情緒の調整に影響を及ぼすことがあります。

【参考文献】
『実は危ない! その育児が子どもの脳を変形させる』2019・PHP研究所・友田明美(小児神経科医)

(2)脳育!肯定的に伝えるメリット3選!

脳は、10歳頃までに大人と同じ大きさや働きになるといわれています。そして、それまでの経験や体験が脳の育ち方に影響を与えるそうです。つまり、この時期は”脳育”のチャンス!子どもへの肯定的な伝え方や教え方で脳のシナプスを増やす”脳育”に励んでみませんか♪

◇肯定的に伝えるメリット◇
・伝えた相手が言葉を受け入れやすくなる(ココがお互いにとって最大のメリットです)
・伝えた相手の気持ちが前向きになる
・肯定的な伝え方が身につく

受け入れられやすい伝え方のコツは、”相手にしてもらいたいことを具体的に示すことです。

ただし、身体や命に影響を及ぼすような危険なことには、「危ない!キケン!〇〇しません!」といった否定表現のほうが妥当な場合もあると思います。大切なのは、その場の状況に応じた適切な言葉の選択をしていくことではないでしょうか。

3. まとめ

今回の”子どもを叱ると脳にダメージが!?肯定的に伝えるメリット3選!” いかがでしたか。

ワールドアイキッズでは、今回ご紹介した脳科学に基づく”脳育”に着目した”叱らずに導く”レッスンスタイルです。教育理念とする『ファンラーニング』を軸に、お子さまの最適な英語教育環境づくりに取り組んでおります♪

ワールドアイキッズを運営する株式会社アイプロダクトは、2010年に『オンライン英会話キーアイ』を設立。2017年には、多様な英語学習のニーズに応えるべく『子ども向けオンライン英会話ワールドアイキッズ』を始動しました。

「こういうものがあったらいいな」というお客さまのお声を大切にしながら、 これからも成長を続けて参ります。みなさま、どうぞよろしくお願いいたします。

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