【西洋教育史】モンテッソーリ教育で重視される「自己教育力」と英語学習

投稿者: a y 投稿日:

ジェフ・ベゾス(Amazon創業者)やセルゲイ・ブリン(Google創業者)、藤井聡太(将棋棋士)が幼少期に受けていたとしても有名なモンテッソーリ教育。その教育方法には子育てのヒントになるものがありそうです。

そこで今回は、
”モンテッソーリ教育で重視される「自己教育力」と英語学習”についてご紹介します。

【今回の内容】

1. モンテッソーリ教育とは

(1)マリア・モンテッソーリ
(2)モンテッソーリ教育の成り立ち
(3)教育環境

2. モンテッソーリ教育の「自己教育力」と英語学習

(1)選択の自由を与える
(2)学びやすい環境づくり
(3)発達段階に応じた支援

   3. 藤井聡太棋士の言葉

4. まとめ

1. モンテッソーリ教育とは

(1)マリア・モンテッソーリ

ローマ大学初の女性医学博士号を取得したマリア・モンテッソーリは、子どもの自己教育力を前提にした教育方法を考案しました。これが現在に続く「モンテッソーリ教育」と呼ばれるものです。

(マリア・モンテッソーリの略歴)

1896年:医学博士号取得
1901年:ローマ大学で心理学を学ぶ
1907年:「子どもの家」を開設
1909年:モンテッソーリ教育のメソッドを出版
1913年以降は、講演のために渡米するなど国際的な普及活動も行いながら子どもの教育活動に携わる
1952年:オランダで死去

(2)モンテッソーリ教育の成り立ち

モンテッソーリ教育は、マリア・モンテッソーリが子どもを観察することによって見出した事実に基づく科学的な教育方法です。

「子どもには自立・発達していこうとする自己教育力が備わっている」という発見から、その力を発揮させる環境づくり(物的・人的)が必要であるとの考えによって、子どもの発達に応じた様々な教育方法が提唱されています。

(3)教育環境

モンテッソーリ教育では、発達段階に応じた教育環境が用意されています。

【前期】0歳から3歳までの「吸収する精神」の時期

人生の中で最も吸収力が強く、人間社会に適応していく時期とされています
(必要とされる主な教育環境:運動、日常生活、言語教育、感覚教育、音楽、美術)

【後期】3歳から6歳までの「意識の芽生え」の時期

前期で無意識に吸収した事柄を、意識的に整理・秩序化していく時期とされています
(必要とされる主な教育環境:日常生活の練習、感覚教育、言語教育、算数教育、文化教育

【参照サイト】
日本モンテッソーリ教育総合研究所

【参考文献】
『ママ、ひとりでするのを手伝ってね!』講談社(1985年)相良敦子
『モンテッソーリ教育は子を育てる、親を育てる お母さんの「敏感期」』文春文庫(2007年)相良 敦子

2. モンテッソーリ教育と英語学習

ここからは、モンテッソーリ教育を英語学習の場面に取り入れていく方法をご紹介します。

(1)選択の自由を与える

英語の学習時間や内容について、お子さんが選べるように選択肢を設けます。

(選択肢の例)

  • 学習時間は、7:00から or 19:00から
  • 学習の順序は、スカイプ英会話→ライティング or ライティング→スカイプ英会話 など

もしくは一緒にスケジュールを立てるのもいいと思います。大切なことは、自分の意志で決めたことに全力で取り組むことです。

(2)学びやすい環境づくり

活動しやすい着衣や、住環境の整理整頓・清潔さなど、お子さんが健やかに生活を営む生活環境を確保していきたいです。

(3)発達段階に応じた支援

マリア・モンテッソーリは、子どもが変わるきっかけは集中であり『精神と体を全力投球して集中したら変わる』と提唱しています。発達段階に応じた支援を行うことで集中できる環境を整えます。

(0歳から3歳)

聴くことや観ることの吸収力が高い時期には、それに合った教材選びや活動内容を工夫します。
英語で声を掛けたり、お子さんが興味を持った英語音楽や海外のアニメなどで英語に触れてみませんか。

(3歳から6歳)


文字を読んだり歌ったり、少しずつ会話をしたりして生活の中で周囲や大人の真似をし始める時期です。興味を持ったことに集中できる教育環境で、お子さんが好きなことをやりぬけるようにサポートします。英語のプリスクールやスカイプ英会話などで英語を使う活動を取り入れるのもオススメです。

3. 藤井聡太棋士の言葉

「ずっと好きで自然にやってきた感じです」

「将棋に対する思いはずっと変わらないです。ずっと自然にやってきた感じです。」とは、藤井聡太棋士の言葉です。

勝つことがうれしくて、カードゲームなどでも勝つまでやるタイプだったそう。なにごとも”やり抜く力”は子ども時代の遊びの中で育まれたものかもしれません。

4. まとめ

モンテッソーリ教育で重視される「自己教育力」とそれを発揮できる環境づくりについていかがでしたか。

相良敦子先生(モンテッソーリ教育の日本の第一人者)は、講演の際に「子どもが決めたことをやらせて見守る」ことの大切さを語られていました。

自分で選択したことをやり抜く経験は自己肯定感を高め、次の目標に向かうときの自信や意欲につながっていくもの。できたことを褒めることで子どものやる気もグングン伸びていきます。おうちの方の温かなサポートで心も大きく育ってくれそうです。

ワールドアイキッズを運営する株式会社アイプロダクトは、2010年に『オンライン英会話キーアイ』を設立。2017年には、多様な英語学習のニーズに応えるべく『子ども向けオンライン英会話ワールドアイキッズ』が始動しました。

「こういうものがあったらいいな」というお客さまのお声を大切にしながら、 これからも成長を続けて参ります。みなさま、どうぞよろしくお願いいたします。

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