【徹底比較】日本とフィリピンの違いを掘り下げるシリーズ第8回・ワールドアイキッズの先生たちの国!『フィリピンの英語教育の歴史②~アジアで最も英語が通じる国~』

子ども向けオンライン英会話 ”ワールドアイキッズ” が配信する ”エンキッズ”♪
今回は ”【徹底比較】日本とフィリピンの違いを掘り下げるシリーズ第8回・ワールドアイキッズの先生たちの国!『フィリピンの英語教育の歴史②~アジアで最も英語が通じる国~』” をお届けします♪
1. アメリカからの独立と英語教育
フィリピンは、アメリカからの独立後も英語を第2公用語とした
2. なぜフィリピンでは英語教育が推進されているのか
英語力がフィリピンの国際競争力を高めるものとして再評価された
3. まとめ
1. アメリカからの独立と英語教育
フィリピンは、アメリカからの独立後も英語を第2公用語とした
フィリピンでは、アメリカからの独立後、公教育での教授用語を国語とする動きがありながらも、英語を第2公用語とするバイリンガル政策を並行していました。また、1993年には当時の大統領(ラモス・在職期間1992-1998)が英語教育を維持・奨励する意向を示すなど、英語教育が重視されてきました。
□ 2003年に発布された行政命令「教育制度における教授用語としての英語使用の強化方針設定」の具体的な内容□
小学校1年生から | 英語を第2言語として教える |
小学校3年生から | 「英語・数学・科学」の教授用語を英語とする |
中等段階 | 英語による授業時間を全体の70%とすることを目指す |
高等段階 | 英語を第1教授用語とすることを奨励 |
このような早期の英語教育カリキュラムは、1世紀にわたり英語が公用語とされてきたことから、子どもたちが日常生活で一定の英語を身につけていることで可能となるものであり、英語が「外国語」となる日本にあてはめることは容易ではありません。
2. なぜフィリピンでは英語教育が推進されているのか
英語力がフィリピンの国際競争力を高めるものとして再評価された
つぎに、なぜフィリピンでは英語教育が推進されているのかについて調べてみました。
21世紀にはいると、英語力がフィリピンの国際競争力を高めるものとして再評価されるようになりました。安価で高品質の英語話者を確保できることから、欧米企業からコールセンター業務を受託し経済の重要な柱の1つとなっています。
さらに、世界的な英語教育の発展に伴い、フィリピン人英語教師の需要も拡大しています。特に日本や韓国、中国の学生向けにオンライン英会話の講師として活躍する機会が増えています。英語は単なる教育言語にとどまらず、「生計を立てるためのツール」としての重要性が増しており、今後も英語教育の推進が続くと考えられます。
【本ページの引用文献】
➀参考文献:国際理解ハンドブック「フィリピンと出会おう」株式会社国土者(出版)・ピナツボ復興むさしのネット、山田伸男、出口雅子、清重伸之(著)・2002年10月15日
②参考文献:きみにもできる国際交流「フィリピン」偕成社(出版)・こどもくらぶ(小林洋幸)(著)・2000年3月
③参考文献:国際理解シリーズ「はじめてであうアジアの歴史⑦フィリピン・西太平洋の歴史」・あすなろ書房(出版)・歴史教育者協議会(監修)・1998年3月30日
④小学校における英語科教育に関する研究:フィリピンの教育経験の日本への示唆①制度政策・市川 誠
3. まとめ
今回の”【徹底比較】日本とフィリピンの違いを掘り下げるシリーズ第8回・ワールドアイキッズの先生たちの国!『フィリピンの英語教育の歴史②~アジアで最も英語が通じる国~』” いかがでしたか。
英語能力がフィリピン人の社会的・経済的成功の鍵となったことも、英語教育が推進され続ける理由の1つです。また、英語が第2公用語であることから、国内で優秀な英語教員を育成しやすい環境が整っており、これもフィリピンの英語教育の大きな強みとなっています。
「【徹底比較】日本とフィリピンの違いを掘り下げるシリーズ」次回もお楽しみに♪
ワールドアイキッズを運営する株式会社アイプロダクトは、2010年に『オンライン英会話キーアイ』を設立。2017年には、多様な英語学習のニーズに応えるべく『子ども向けオンライン英会話ワールドアイキッズ』を始動しました。
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