南国のお魚の名前を英単語(英会話)で覚えてみよう♪

今回は南国のお魚を英語で学んでいきます!
クマノミ
クマノミは英語で「anemone fish」もしくは「clown fish」と言います。
「anemone」は「イソギンチャク」、「clown」は「道化師、おどけ者」という意味があります。
クマノミはイソギンチャクと共生することでよく知られています。
イソギンチャクは触手を持っていて、この触手で刺すことで外敵から身を守っています。
しかし、なぜクマノミは触手をもつイソギンチャクと共生することができるのでしょうか?
その答えはクマノミの体から出される粘液にあります。
海水にはカルシウムやマグネシウムなどの成分が含まれていますが、イソギンチャクの触手はこのマグネシウムの濃度を感知して外敵を刺します。
具体的には、海水と比べてマグネシウムの濃度が低くなったときに刺すんです。
しかし、クマノミは体から大量のマグネシウムを含む粘液を出すため、イソギンチャクはこれを感知することができません。
このようにして、クマノミはイソギンチャクと共生することができています。
Anemone fishes live associated with sea anemones.
クマノミはイソギンチャクと共生する。
ウミウシ
ウミウシは英語で「sea slug」と言います。
「slug」には「ナメクジ」という意味があり、「sea slug」は直訳すると「海のナメクジ」となります。
ウミウシといえば、昭和天皇が強い関心をお持ちであったことが有名です。
一言にウミウシと言っても、たくさんの種類があります。
カラフルな外見をしているものや体を光らせて点滅させることができるもの、刺胞を飲み込んで自分の刺胞としてしまうもの、海藻の葉緑体を使って光合成をするものなど様々です。
There are many kinds of sea slugs.
ウミウシにはたくさんの種類があります。
ナンヨウハギ
ナンヨウハギは英語で「surgeonfish」と言います。
「surgeon」は「外科医」という意味があります。
ナンヨウハギはサンゴ礁の近くに生息して、プランクトンはもちろん、サンゴ礁についた藻などを食べています。
サンゴ礁は光合成をするため、藻がついてしまうと成長できなくなって死んでしまいます。
まさにサンゴ礁にとってのお医者さんと言えます。
ちなみに、ナンヨウハギは青い体をしていますが、その幼魚は黄色の体をしています。
Surgeonfishes eat algae attaching to coral reefs.
ナンヨウハギはサンゴにくっついた藻を食べます。
ツノダシ
ツノダシは英語で「moorish idol」と言います。
「moorish」は「ムーア人(民族の一種)の」、「idol」は「偶像」という意味があります。
「moorish idol」は直訳すると、「ムーア人の偶像」となります。
この語源には様々な説がありますが、その一つはツノダシの特徴的な体の色に関係しています。
ツノダシは黒と白の縦縞模様が特徴的です。
ムーア人の旗は黒と白だけで構成されています。
このことから、昔の人がツノダシの特徴的な外見をムーア人の旗になぞらえた、と言われています。
Moorish idols have vertical stripes.
ツノダシには縦縞があります。
フエヤッコダイ
フエヤッコダイは英語で「long-nose butterfly fish」と言います。
直訳すると、「鼻の長いチョウチョウウオ」となります。
フエヤッコダイは生物学的にチョウチョウウオ科に分類されます。
また、その特徴的な長い口があることから、「long-nose」と表現されています。
A long mouse of a long-nose butterfly fish is distinctive.
フエヤッコダイの長い口は特徴的です。
以上、南国のお魚を英語で紹介しました!