ゴールデンウィークはどのように過ごしましたか？たくさんの思い出を残されたでしょうか？
そんなゴールデンィークのクライマックスは「こどもの日（Children’s Day）」です。日本では季節の節目である端午の節句に合わせて制定されたものですが、海外の「こどもの日」はどうなっているのでしょうか？今日は世界各国の「こどもの日」について調べて、ご紹介したいと思います！

１、子供の日/６月１日

実は「こどもの日」は国際連盟によって定められています。その日付は6月1日。
1925年にジュネーブ（Geneva）の「子供の福祉世界会議」によって定められています。これは当時共産圏だった国に採用され、現在でも世界の約二割でこの日が制定されているようです。
ちなみにこの年の日本は大正が終わった昭和元年。すでに「こどもの日」が制定されていたため、この決定が日本に影響を及ぼすことは少なかったのだそうです。日本の「こどもの日」は世界でもかなり古いのですね。

It is said that children’s day is often decided as June 1 in countries of the world.
世界の国々ではこどもの日が、6月1日と決められていることが多いらしい。

２、インド/11月14日

人口が増え続けているインド（India）。こどももたくさんいるのでしょうね。
インドのこどもの日は11月14日と決められています。これはインドの初代首相、ネールさんの誕生日を取ったものです。ネールさんは子供が大好きだったのだそうです。この日はインド中の学校やNGOでイベントが開かれます。

Nehru seemed to love children. I also want to be like that.
ネールは子供好きだったらしい。僕もそのようにありたいものだ。

３、メキシコ/4月30日

メキシコ（Mexico）のこどもの日は4月30日ということにされています。公共の祝日としては制定されていないのです。
そのため、この日をどのように過ごすのかは学校や個人、家族にお任せということになっています。学校では授業がなくパーティーやレクリエーションが用意され、街の中でもイベントが行われることが多いようです。スーパーの子供向け商品も半額となり、お祭りムードを手伝うのだとか。

It seems like a feast for Mexican Children’s Day. I would like to go there once.
メキシコのこどもの日はお祭り騒ぎらしい。一度行ってみたいものだ。

４、ブラジル/10月12日

ブラジル（Brazil）のこどもの日は10月の12日です。この日は聖母アパレシーダの記念日とされています。
聖母アパレシーダはブラジルにその昔出現したとされる聖母マリアのことで、カトリック教会からも正式にブラジルの守護天使として認められているほど有名なのだそうです。
聖母アパレシーダは一生懸命お祈りをささげれば願いを叶えてくれる優しい一面がある一方、悪さをしたり信仰に背いたりすると容赦ない罰を受けるのだとか。
この日はこどもが主人公でお祝いやイベントが開かれる一方、そんな聖母に感謝をささげる日としても機能しているのだそうです。

Brazilian Children’s Day is also a day for faith.
ブラジルのこどもの日は信仰のための日でもある。